創作日誌 1/31(水)

こんにちは。創作日誌です。

いきなりですが、懺悔します。
実は昨日しれっと創作日誌の更新がなされませんでした。
ええもう、間に合いませんでしたね。
今日は何も言わずにしれっと更新しようと思いましたが、しれっとは出来ませんでした。

いやあ、いろいろとバタついております。

という状況のなか、

 

昨日から前田綾香さんが合流。
いきなり我々を爆笑させてくれまして、安心感がすごいです。
なんでしょうこのおばさん感。無論、褒め言葉です。
めんどくさいけど愛らしさもあり、
生徒と先生がバチバチしてる中でのいいエッセンスになっています。
エッセンスというけど、極めて厄介な人なんですけどね。

個人的雑感ですが、今回の登場人物は厄介で面倒な人ほど愛らしさが際立っているような気がします。得てしてそういうものなのでしょうか。

 

厄介で面倒な人その2。PTA副会長山岡さん。
本日から合流!

厄介だし面倒なんですが、なんというかめちゃくちゃ良い人感があふれ出ています。困っている時がかわいらしいです。

本日、山岡さんの出てるシーンをいくつか稽古したのですが、
某シーンで「笑いを取る燃費がいい」「コスパがいい」と言われていました。
要は、ちょっと出ただけで笑いがとれるってやつです。
これ褒めてんだかなんなんだかって感じですけど、やってる側も観る側もすごく気持ちいい笑いだと思います。
忘れたころにポンッと笑える感じ。

 

相変わらず旋風を巻き起こしていく斉藤コータOB。
共演者が笑いすぎてしばらく戻ってこれません。

稽古の終盤では、彼がやりそうなことを少しネタ出しして色々収穫がありました。
まだまだやってくれそうです、我らが斉藤コータOB。

 

この舞台、全員が登場すると大変な人口密度で、すごくごちゃつきます。
きちんと立ち位置をつけていかないとカオスになってしまいますね。

 

●校長に美術部の白紙の絵がバレる
・シリアスすぎない?
・榎並と熊谷が神妙になると場がその空気に支配されてしまうので、特に二人が落ちすぎないこと。
・負けてんのにあがく噛みつく熊谷→校長からの言葉にダメージは食らった上で。

 

冨坂ノート

マジで難所とかしている中盤を穴あきで暫定でボカンと持って行って稽古。
今回も(いつもそうなんだけど)出演者からアイデアもらいつつ、台本の段階から十数個のCPUでもって作ってます。
「このシーン重複してるからいらなくね?」という提案から、むしろ進行がしやすくなったり。
皆で読んでみたら、意外とあれこれやらなくても、熊谷も校長も自然と飲むんじゃね?と思えたり。
そしてまたしても直面する、ワンシチュエーションであることによる出ハケや移動時間の弊害。そして舞台上で実際に物を書いたり作ったりするアクションと台本上の時間の弊害。
話したり聞いたりだけじゃなく(演劇ってちゃんとやるとそれはそれだけで大変なんだけど)単純に進行させる・成立させるだけで大変な舞台です。

合流した前田綾香さんのPTAのおばさん感はなんだ。超笑った。そんな歳離れてないのになぁ。
あと以前から稽古場で津和野がやってた悪ふざけが採用された。本人がやってみて「それいいね」じゃなくて、こっちから「それでやんないとこのシーン成立しなくね?」と提案したもの。これ残ると思うんで、どのシーンか当ててみてください。
そういやコータさんのキャラ自体、それに近しいものなんだけど。

というのは、昨日の冨坂さんのコメントでございます。
時系列がおかしな感じになりましてすみません。

今後、創作日誌は頻度を落としての更新になるかもしれません。
気まぐれシェフの店のような感じで「今日はやってんのかな?」と、楽しみにしていただけたら幸いです。

まずは試演会に向けてせっせと稽古をしていきます。

 

予約受付中!

『卒業式、実行』試演会
2月6日(火)19:00 会場:スタジオ空洞
製作途中段階の本編を上演して、出演者・観客が一緒に作戦会議をする会です。
詳細コチラ

創作日誌 1/27(土)

中盤の出来るところを区切りつつ動きをつけてくdayでした。
動線や立ち位置をつけたり見直したり。

●緞帳問題
・ステージの準備が終わってないことを隠すために緞帳を下ろすが、いつ下ろすのかによって、ステージ側からの出入りが制限されてこないか?

 

《そもそも今回の舞台美術について》
・今回の舞台は高校の体育館ステージの下手(客席から向かって左側)の袖中です(図の水色部分)
・現状、出ハケ口は〈①ステージへ〉〈②体育館フロアへ〉、の2つ。
・〈①ステージへ〉つながるほうから登場人物が出入りするためには、ステージ階段を上がってステージを通り袖へ来ることになるが、緞帳が下りてたらステージに上がれない。
→でも上手袖(客席から向かって右側)からステージを通過してきたって解釈で使ってもええやん

という結論に。
もちろん、式が始まればステージ側から来れるのは限られた人たちなのですが、
それまでは緞帳の下りているステージを横切ってきたという解釈でいけるということに。

余談ですが、劇中にも舞台があるし我々が上演を行う場としての舞台もあるしでややこしいので、劇中における「舞台」…つまり校長先生が式辞を述べたりするあの場所のことは便宜上「ステージ」と呼んでいます。
たしか台本の台詞も「ステージ」となっているはず?

ちなみに斉藤OBが登場する第3の入り口の設置も考えてはいるのですが、現状はこの2つでってことに。

 

沈が強制的に絵を描かせられるシーン。
真っ白なキャンバスの前に座らされる。
相変わらずあの手この手で逃れようとする。

本日も津和野役は甲田くんが代わりに入りました。

 

折衷案を持ってきた矢吹先生。
描けてない絵を隠しつつ対応する榎並委員長と卒実メンバー。
どうにか描くことから逃れたい沈(こいつは本当にそればっか)

ちなみに二人の間にある式次第は破かれている状態なんですけど、
意外と熊谷が破くのに苦戦をしています。
真っ二つはむずかしい。

 

今日は最終的にいくらかは通してできるようになり。
とは言えその中も穴あき状態ですが…

 

オマケ

式次第を書く前田友里子さん。
最近書道教室に通っているのもあってなかなか上手です。
破り甲斐がありますね。
そして舞台上でも書くことになるんだとか…?
こりゃ楽しみです。

 

冨坂ノート

今日も短めに。
物語の2合目から4合目あたり(と言っても30分くらいあるんだけど)を返しつつ、ザクザク動きや立ち位置決めて返していくなど。
流れは見えたし、各シーンでの「面白いポイント」は掘り起こせた気がするんだけど、やっぱ大きな流れや目的がハッキリしてて、そこからのズレや障害が顕在化しないと、散発的になってしまうなぁと。
もっとそこらへん共有してから進めればよかった。
次から次にいろんな人が問題持ち込んで来るスタイルの芝居ではあるんだけど、やっぱ蓄積を意識しないとなぁ。
Aというネタがあって次にBというネタがあるのではなく、AというネタにBというネタが加わってABになり、それにCが加わってABCになり、、、と累積していくイメージ。
そうだった、シチューションコメディの基本は「主人公が困ることをする」と「今までに出た情報覚えとく系しりとり」なのだった。
あと、卒業式はじまる前にイベントがめっちゃ多くて、式始まったら一気に進行しちゃうこれをどうするか。現状1:1くらい。2:3くらいにはしたいんだけどなぁ。。。

まだ四合目か、こりゃ大変だ。
早いとこ八合目までは登らないと!
駆け足で、かつ一歩一歩進んでいくのみですよ。

 

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創作日誌 1/26(金)

本日は沈in、斉藤inを重点的に稽古しました。

代役で津和野→甲田くん、星→ジャンプさんが演じました。

 

●沈が開き直る
・大きな布のかかった絵のパネル。決して見られまいと隠していたのにうっかり絵のそばを離れて布をめくられる超コントな動き。
・絵が描けてないことが榎並、星、津和野にバレて言い訳をする沈。台本では早々に開き直っていましたが、開き直るのは後回しのほうがいい。※熊谷にバレてからで。

 

 

前も同じ構図を乗せた気がするんですが、鮮やかな土下座なのでついまた載せてしまう。鮮やかかつ軽い。

 

●OB斉藤登場
・登場の台詞のために直前で熊谷と榎並が「納得できるの!?」などと口論する。
・なぜか在校生のパーソナルデータを知っている(Facebookとかツイッターで見てるんじゃないかという)
・目的を見失うコータさん(パネルを運ぼうとするはずが校歌を歌うことに熱中)

●鹿島と斉藤
・鹿島が現在は国府台高校の教員になってることに嬉々とする斉藤
「俺は外からお前は中から(国府台を守る)」
・一方的な仲間意識

 

●熊谷にバレる
・斉藤が鹿島に連行されるなかで、布を引っ張ってしまい真っ白なパネルが露わに。熊谷にバレる
→熊谷にバレたことに気づく沈
→それに気づく榎並たち…「絵が!!」よりむしろ「こいつ熊谷に殺される…!」という空気

●榎並「この場で描くしかない」
・熊谷が榎並にノるのが早いか?→台詞を一つ遅らせる
・冨坂「オペ感でやって」…緊急手術のときの、切迫感。

●他人事に
・どんな絵を描くかすら決まってない沈と一緒に考える卒実3人。
・せっかくの提案をあーだこーだ言って受理しない沈。最初はちゃんと考えてる風に、「ただ描く気がない」のを見せるまでを段階的に。

 

さて、今日の稽古ではほぼほぼ沈さんのシーンばっかりやりました。

沈さん、いかがでしたか?

沈ゆうこ (アガリスクエンターテイメント)

沈です
今作の私は基本誰かに怒られてばかりの役です、いつもは誰かを怒ってばかりの役が多いのであまり気付かなかったのですが誰かに怒られるというのはとてもいやです、100:0で自分が悪い場合とかもうすげーいやです、怒られるのがいやなのに100:0で自分が悪いから何も言い返せないしげぼが出そうな気分になります、でも見てるみんなが笑っているので役者の沈は役とは裏腹にとても幸せな気持ちです、自分が怒られてる姿が滑稽というのもありますが説教係の熊谷氏の怒り方がまた怖すぎず弱すぎず絶妙でして、女性が大きな声で怒り女性が怒られているという、とても笑いにくそうな要素が揃ったシーンがコメディとして成立、しかもほぼ初めての立ち稽古でというのは、女性はコメディに向いていないという謎論(でもちょっとわかる、向いてないってか不利)に悩まされていた自分的にはとても嬉しく楽しくコメディ大好き♡♡♡といった時間でした
ああ稽古場とはいえ舞台上から聞こえる笑い声というのはどうしてこんなに素敵なのでしょうか、客席からの笑い声って本番中も意外とちゃんと聞こえるし聞いてんだぜ、早く劇場に足を運んでくださるみなさまの笑い声を聞きたく思います、ああああああああああ

めっちゃ叫んでいる!!
いやほんと、はやくお客様の笑い声を聞きたいものです。

 

冨坂ノート

中盤の稽古。
式のスタートが迫って来ているのに厄介な人やトラブルがどんどん登場するあたり。
書き過ぎたところを削って無理やり次のシーンとつなげたら、それはそれで全然大丈夫だったので、このくらいの「急さ」でいいんだな、と。

渦中の「美術部の絵」にまつわる沈の役のダメなやつっぷりが良い。
沈ゆうこってナイゲンで監査とかやってるけど実は「ダメなやつ」「クソガキ」の方が似合うんだよな。ダメすぎて笑える。
ただ、それが演技力なのか、本人知ってる既視感なのか、俺にはもはやわからないんだけど。
あとは「コメディっぽいノリ・動き」を実演したジャンプさんが職人芸すぎて最高だった。なんだか物凄い綺麗な型の演武をみたような感じ。

コータさんと鹿島さんの邂逅のシーンは、そこまでネタとして笑えるってわけじゃないんだけど、なんだかホッコリする。なんだ。今回のコータさんの役について俺が思い当たる節がありすぎるからか。
コータさんは基本軽やかな速い芝居をすると魅力的な人で、暑苦しいのはたまにギャグとして一瞬だけやる印象なんだけど、今回はデフォルトで長いこと暑苦しい感を放出して欲しいところ。
で、ここで鹿島の役の違う面が現れるわけで。そうなった時に「あぁ、そういう人なのね!」と魅力的に映るように、逆算してそれまでのキャラを固めねば。

そして稽古終盤に自分で言った「オペみたいに」「ERみたいに」という指示で、今回の作品のノリを自分で知るなど。そう、急患が運び込まれた時のERみたいな切迫感とテンポで進行したいところ。

今日の稽古では「展開が急なんだよな…でもこれぐらいコントでいいか!」という発見が大きな進歩だったような気がします。
ザクザクといきましょう。

さて、試演会の日も迫っています。
まだまだやることは山積みですが、着々と作っていきますよー。
ご予約お待ちしております!

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創作日誌 1/24(木)

本日も稽古でございました。

冒頭から中盤までを、出席してる人たちで出来るシーンを順にあたっていきます。

 

●ノンストップで

・(冒頭数ページについて)冨坂「ノンストップの列車みたいに」「強制横スクロールのゲームみたいに」

 

・熊谷も校長もいなくなり、榎並と星だけになるシーンで落ちないように
・冨坂「榎並さんはファルスやってる時のジャンプさんみたいな感じなんじゃない」「星さんは怒らない。驚く。泣きに入らない」

 

・ということで、ジャンプさんと津和野くんが代わりに榎並役と星役をやってみたりしました。見てくださいこのお笑いコンビ感。いや、見た目だけじゃなくてやり取りも勿論ちゃんと「おもろいことやってる感」なんですよ。
・次に「女性同士なら?」ってことで、熊谷さんと鹿島さんもやってみる。やはり、楽しげなトーンにはなる。
・最後に榎並さんと星さんが、役を逆転してみたり
・冨坂「要は「ボケる人」と「ツッコむ人」をやればいいんですよ」と原点回帰な演出

 

●恋する榎並さん
・甲田先輩にわかりやすく恋する榎並さんの図。
「わかりやすく」がミソです。
なお学校への愛は先輩の模倣にすぎない。

・恋の進展がなかなかないことを星に愚痴る榎並。横で聞いてて悔しがったりほっとしたりする津和野
⇒津和野が榎並を好きなのはそれ以前で明示したい

 

●矢吹先生が折衷案をもってくる
・あくまでも学校側の意見を支持する立場の先生なんですが、冒頭でのやり取りでの人物解説がほぼ無いので、途中から出てきて折衷案を提案すると「中立の立場の人」になっちゃわない?
→じゃあもう中立でもいいのかなー、いや冒頭で人物紹介を足すかなー

 

などなど。
今日は全体的にざざっと稽古をつけながら、榎並・星ペアのやり取りを重点的にやりました。

 

冨坂ノート

短く行きます。
榎並・星・津和野の出ずっぱり組と、今日いるメンバーのところを頭からザクザク当たっていく。
今回は強制スクロールのゲームみたいな芝居にしようと思っているので、そこらへんのテンポを意識しつつ。

あんまり身一つで自ら笑いを取りに行くイメージのない榎並と星さん(そもそもそういうイメージを持たれている女優は少ない)だけど、今回は序盤のこの二人だけのシーンで「あ、このお芝居はこういうモードで見たらいいんだ」と決まるので、頑張ってコメディ的な空気を流し続けてもらうことに。

(自劇団の作品に限って)「コメディリリーフ」って言葉が嫌いでして。
というのもコメディやってるからなんだけど。コメディリリーフじゃない人がいてはいけないんじゃないかと。
そりゃ普段の演劇活動のスタンスも違うし、本人のパーソナリティも違うし、得手不得手はあると思うんですけど、やっぱり矜持として、そう思います。
少なくともこの芝居に出ている時は、その人なりの何かしらのコメディリリーフでなくてはいけない。
と同時に、俺もその人をその人なりのコメディリリーフにしなければならないという自戒。
なんで、笑いという意味で「自分、美味しい展開なくね!?」と思ったら言ってください。一応全員何かしらあるはずだし、無ければ作るので。

おっと、なんだか私信みたいになってしまったぞ。別に誰に対して言ってるわけでもないんだけど。

さて、お笑い芸人じゃなくて俳優でも、コメディをやっていると、ボケたりツッコんだり(お笑いの人以外が言うべきじゃないと思うけど便宜上使う)っていう処理はどうしたって出てきます。
そんな時、本職の人と張るつもりはないし、そこまでは求めないにしろ、「テンポ」「語調」「理解度」という3点くらいは、自在にできなければいけないと思います。だってそれ俳優として台詞を言う術として備えていなければいけないものだと思うから。

っていう「そのテンポでそのトーンで会話を進行させる」という最低限度のスキルを標準装備した上で、そこからが個性ではないかと。
今回使うかどうかは別として、榎並夕起のナチュラルにかわいこぶる・アイドルぶる言動は、例え「マジかこいつ…!」という種のズッコケだとしても現場の我々を笑わせてるわけで、なんかになるんじゃないの?と思ってます。
もしくは『お父さんをください』のここみたいなのとか。

あれ、長くなっちった。

 

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創作日誌 1/23(火)

一週間ぶりの稽古。
病に倒れてた人達が復活!

というわけで日誌もお久しぶりですね。

 

●読み合わせしつつ、解説しつつ、質疑応答など
書きなおし&追加台本が配られたので読んでみました。
何度か稽古した冒頭部分もだいぶ書き直されていました。

 

・冨坂「序盤は漫才です」星さんの合いの手
・校長と熊谷、ハケるのばらけさせた…二人同時にいなくなるとこの場に目的がなくなっちゃうから

・校長が「国旗の掲揚・国歌の斉唱」をすると主張するのは上からの圧力(県教委とか)→矢吹先生が榎並に折衷案を提案するときに「上から言われてるから」と真相を伝える?

・榎並が校長の意見を飲みたくなるようなことを校長に言わせる

●矢吹先生の年齢
・ジャンプさんよりちょい年上くらい。ふんわり感無くしたい

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創作日誌 1/16(火)

もうすぐ本番で劇場入りしてる人がたくさんいたり、風邪ひいて病欠の人がいたりで稽古場は代役の嵐でした…!!
皆様も風邪やインフルエンザには気をつけてくださいね。

 

●冒頭の校長vs熊谷に矢吹先生と鹿島先生が来る
・校長と熊谷をハケさせるって目的とか矢吹先生と鹿島先生も投入しとく目的だったり。
・校長と熊谷は演台を挟む。演台を横向き、縦向きにするかは考え中。
・榎並が「時間ないんで」と言って二人を制するのやめる

 

●鹿島先生のキャラを探るというのが今日の裏テーマ
・小柄な女の先生=大人しいってなるけど、どうも違うなぁ(by冨坂)
→小柄なの関係ないでしょー!サバサバした先生とかいるじゃん!(byみんな)
⇒結論:普通にやってくなかで最もウケるように作ってけばいいか(冨坂)
・生徒からは嫌われてる(特に熊谷はかなり嫌ってる)
・見張り役鹿島先生vs熊谷のバトル頻発

 

●熊谷のキレ具合
・キャッキャとふざけてる卒実連中←ローからハイへ段々と。卒実のスタンスに異議を唱えるあたりからはトップギア。なんでもない発言にブチギレる「ああん!?」
・持田先生←業務的な接し方。こいつはダマせるぞ、的な。利用する。
・鹿島先生←敵対してる、噛み付く

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創作日誌 1/12(金)

稽古の前半はメンバーで脚本会議でした。

 

●鹿島先生をどこで登場させよう?
・早いとこ登場させたいんだけど、やることない
→すでに脚本に書かれている「熊谷の指示で生徒たちが校門前で生徒用案プログラムを配布している」のを使おう

・校長ハケ際に鹿島登場
「教師の作ったプログラムとは別のプログラムを持っている保護者がいます」と校長に報告
→配布を止めに行く鹿島
→それを止めに行く熊谷
=で、鹿島と熊谷いなくなるという流れ

 

●鹿島先生は熊谷の見張り役
・その後の卒実メンバーがキャイキャイしてるシーンの後に再登場
・何をしでかすかわからない戦闘民族の熊谷生徒会長の見張り役としてついて来る

●吹奏楽部淺越 in
・国歌を演奏するのかしないのか確認しに来た淺越
・熊谷「吹かない」鹿島「吹く」だのに挟まれ、「依頼されりゃ吹くしそうじゃなけりゃ吹かないよ」と言ってクールに応じる淺越

というところまで、現存する脚本に挟み込むかたちで加えられそうな骨組みが出来上がる。

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創作日誌 1/6(土)

あけましておめでとうございます!

2018年も創作日誌は続きます、これからもよろしくお願いいたします!

さてさて新年一発目の稽古です。

 

まずは配られた台本を読んでみます。
冒頭のみで、続きはまだまだこれからッ…!

 

幕開けのシーン。
甲田先輩と榎並さんのシーンが先に来る説もありましたが、
藤田校長vs熊谷生徒会長のバトルと、それに挟まれる榎並実行委員長と眺める星さんのシーンでこの芝居は始まります。

冨坂「最初っから熊谷はこんなにグイグイいかないかも」
→校長とやり合った後に榎並に国府台主義を早々に爆発させるやり取りがあったのですが、後のシーンでもやるからということで序盤ではカットされました。

●国府台主義と二人の違い
この生徒会長は主義が一貫していて大変わかりやすい人物なのですが、主張が一つなので同じことを言いがちになってしまいます。
その整理と、甲田先輩も国府台主義なので住み分けも課題です。
雰囲気や性格なんかは違うのですが。
*国府台主義…国府台高校の校風である「自主自律」の精神を重んじている原理主義者のことをそんな風に呼んだり呼ばなかったりしています。もちろん造語です。過去作だと、『ナイゲン』のどさまわりとか、『紅白旗合戦』の熊谷とか。

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創作日誌 12/27(水)

年内最後の稽古でした。
そして最後のプレ稽古。

アップしない劇団として(内部で)定着してきた感もあるアガリスクエンターテイメントでしたが、意外とそんなこともないようで昨日は冨坂さんの指示によりアップをしました。

斉藤コータさんの仕切りにより、「ワードウルフ」なるゲームを行う。
人狼ゲームに似てるのですが、もうちょっと簡易版といった感じ。
参加者のうち1~3人だけ違うワードを知らされていて、違うワードの者が誰かを探すゲーム。
たとえば、ゲーム開始前に9人は「海水浴場」2人は「キャンプ場」というワードを知らされている、といった具合。
マイノリティは自分がマイノリティだと知られないように会話をしていかなければならないが、開始時には誰がマイノリティなのか、あるいはそれが自分なのかはわからないのです。
簡単な質問などで、互いのワードを探っていきます。

なんとアプリ版がありまして、今回はアプリにワードを配当していただきました。
すごいねアプリは。

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創作日誌 12/14(木)

 

メンバーのみの稽古でした。
参加したのは榎並・熊谷・甲田・津和野・矢吹

冨坂さんの人選ですので、なにか思惑あってのことです。
この日はネタ出しというよりも特訓でした。

アガリスク以外の脚本を使ってみる、コピー稽古。
コピー稽古と言いますが、演技をすべて模写するわけではなく、
「あのシーンが成立するためには何が必要なんだろうか。そしてそれを出来るようになろう」という事が目的となっています。

冨坂さんは近頃この手法が気に入ってる様子です。

 

まず、以前も使用した某有名コメディの台本をやってみます。
人数が少なかったので一人3役ぐらいやってる人もいましたが、
そのシーンのメインとなる人物をローテーションで演じていきました。

 

主なテーマは
・「榎並夕起の圧」
・「矢吹ジャンプのキャラクター」

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