創作日誌 12/11(月)

本日の稽古では、ついに本編冒頭の台本が配られました。

以前ご紹介したように、まず卒業式実行委員長(※以下委員長)(榎並夕起)が卒業式のプログラムを読みあげ、校長(藤田慶輔)vs生徒会長(熊谷有芳)の構図になるシーンから。
シーンと言うか、ネタ。

稽古の4分の3くらいはこのシーンの時間となりました。
読みつつ、アガリスク恒例いきなり立ち稽古。

冨坂「校長と生徒会長の間に机がある想定で書いたんだよなぁ」
会議コメディやりすぎの弊害でしょうか。
体育館の舞台袖に机?
まあなんとかなるでしょうと長机を置いてシーン稽古を進めます。

後から、可動式の演台じゃないか説が強まりました。

 

(左より校長・藤田、委員長・榎並、前田※代役、生徒会長・熊谷)

“創作日誌 12/11(月)” の続きを読む

創作日誌 12/8(金)

本日の稽古は、某有名コメディを映像で見て、自分らでやってみようの回。

 

わたしもここ数年アガリスクに関わっていますが、こんな稽古は初めてでした。
なので、正直どういう手ごたえがあったかと言うと、
「???」な感じですが(楽しかったですが)、
冨坂さんとしては収穫があったよう。

今回はあの「某有名コメディ」のコピー稽古。
何がやりたかったかと言うと「筋書きどおりにいかなくなってしまったプログラムをどうにかしようとするバックステージコメディのクライマックス」を、実践してみようってことだったんですね。

はい、察しの良い方はもう作品名が頭に浮かんでいるかもしれませんね。
とりあえずそれは置いといて…

“創作日誌 12/8(金)” の続きを読む

創作日誌 12/5(火)

メンバーのみのネタ出し会議。

 

●冒頭はコント2連発
・「コント、卒業式『プログラム読み上げ』」
…体育館の舞台袖、当日のプログラムを確認する卒業式実行委員長、生徒会長、校長。生徒会長と校長の主張するプログラムが食い違い板挟みになる卒実委員長。

・「コント、卒業式『卒業生が歌う曲』」
…「3年生の歌う曲はコレ」聴いてみる「…これホントに歌うの?(歌えるの?)」
曲について色々つっこむ。

〇「どこかで卒業生(甲田)が登場するんだろうなー」
…序盤のうちに3年生が出てくる。次は「卒業生のことば」まで出てこない。
=「卒業式において卒業生というのは“アガってる”状態。“神”的な存在。」

“創作日誌 12/5(火)” の続きを読む

創作日誌 12/1(金)

プレ稽古一発目でした。
まだ台本はなく、ガイダンスだったり別作品台本で稽古したりの日です。

客演のみなさんも集まっての稽古は初めてです。

 

稽古開始前には、すこしだけ緊張感。
自然と男女分かれて合コンみたいな席順になっていました。

今日の稽古内容は
一、国府台高校とその卒業式のガイダンス
二、卒業式についてのエピソード出し
三、『ナイゲン』読んでみよう

だと、冨坂さんから発表されました。
いかにもプレ稽古って感じです。

その前に軽く自己紹介。

“創作日誌 12/1(金)” の続きを読む

創作日誌 11/27(月)

こんにちは。

前回公演『そして怒濤の伏線回収』に引き続き、今回も「創作日誌」を更新してまいります。
『そして怒濤の伏線回収』は「~その企画、共謀につき~」という企画をもとに作られた作品で、その時の「創作日誌」は創作過程を公開する目的で始まりました。

『そして怒濤の伏線回収』創作日誌はこちらから

今回はキャスト全員からコメントをもらったり事細かなレポートをしたりはしないかもしれませんが、また新たな試みも出来ればと考えておりますので、お付き合いいただけると幸いです。

 


 

11月27日は劇団員のみでのネタ出し会議。
雑談と悪ふざけで脱線しながらも『卒業式、実行』で使えそうなネタがたくさん出てきました。

“創作日誌 11/27(月)” の続きを読む

執筆中の独り言by冨坂③「配役のはなし」

脚本・演出の冨坂です。
少し間が空いてしまいましたが、その間に『卒業式、実行』の先行販売(特典のついたチケットを先に少しだけ売るぜ、のコーナー)が開始されました。皆さま、早速たくさんのご予約ありがとうございます。
今回は事前精算だけじゃなくて予約のみの当日精算でも対象なので、良かったらお早めにご予約頂けると、とても嬉しいです。

さて、執筆前の思いつきをちょこちょこ更新していくこのコーナー。今回は現段階で考えている配役の話です。
昨日(11/27)に劇団員で脚本会議・ネタ出しをしたら大層盛り上がったので、そこらへんも踏まえて「この人こんな役」「こんな登場人物がいるかも」といったあたりを書いていきます。
ただ、あくまで現時点でのものなので、全然変わる可能性があります。悪しからず。


11/28時点での配役

榎並夕起:卒業式実行委員会の委員長(2年生)
卒業式を準備したり仕切ったりする委員会「卒業式実行委員会」の委員長で本作の主人公。現場の責任者だけど色々な人のわがままやトラブルに右往左往させられる。動機は「憧れの先輩の式を成功させる」で、そのためには結構強引でわがままで、かわいいと思われてることすら利用する。自分も働くけど人使いは荒め。

津和野諒:卒業式実行委員会の副委員長(2年生)
卒業式を準備したり仕切ったりする委員会「卒業式実行委員会」の副委員長。飄々としてやる気ない感を漂わせつつも、なんだかんだで委員長の榎並に巻き込まれてパシらされている男。イメージはジュドー(ベルセルクの方)で「自分じゃもう少し器用な方だと思ってたんだけどな」の人。

沈ゆうこ:監査委員長(2年生)
国府台高校の生徒会組織の中の司法を担う監査委員会の委員長。規約にうるさく、現場の判断よりも原理原則を重んじるのが厄介。それは物語におけるキャラってだけじゃなく、多分本人がそれを意図的に演じている。「誰かが嫌われ者にならなきゃ」精神。
にするかどうか迷ってる。後述の「美術部」もいいんだよなー。

熊谷有芳:生徒会長(2年生)
国府台高校大好きっ子で「自治」にこだわる生徒会長。圧がすごい。卒業式の国旗国歌問題に関しては、その経緯から「学校の文化・伝統が侵略された」とか感じてるファイター。先生から見れば狂犬。ダンス部とかにも入ってて友人は多い感じ。

淺越岳人:吹奏楽部部長(2年生)
吹奏楽部の部長で、吹奏楽部である自分達を「ミュージシャン」として捉えてプライドを持っている。意に沿わない依頼に対しても「…まぁ依頼されたからにはやるよ。ミュージシャンだから」と言って結局やってくれる。キザで皮肉屋で理屈屋でプライドが高いが、演奏は下手(トランペット)。

星秀美:有志の司会(2年生)
生徒の中から有志を募って決める司会に立候補した、お祭り大好き女子。男女問わずいろんな(イケてる←限定)先輩と仲が良い「上級生に可愛がられる後輩女子」。軽い気持ちで立候補したところ、国旗国歌で揉めてるせいで二転三転するブログラムや進行台本に振り回される。
にするか、
後述の「美術部」にするか迷ってる。ちゃらちゃらした司会の方が似合うけど、司会より美術部の方が作中でのやることが固まってるので、どうするか…。

甲田守:元卒実委員長の今年の卒業生(3年生)
昨年までの卒業式実行委員会委員長で榎並の先輩。一見頼りないけど、人当たりの良さ、それでいて大事なところは譲らない頑固さから、意外と人望があったりする。今年「卒業の言葉」(いわゆる答辞を各クラスの代表がやる)を喋ることになってる。
この人に関しては、ゲームで言うともう「上がり」の状態なんですよね。卒業する3年生なんてある種悟りを開いてるようなもんだから、課題も成長も作りづらいのがどうしよう。でも、ちゃんと卒業する3年生を実物として舞台に出したいので配役。

誰か:美術部員(2年生)
「国府台の卒業式は、今までは壇上に国旗ではなく美術部の描いた絵が飾ってあって…」というのが本作で何度も出てくる主張であり、これ事実でもあるのですが、それを描く美術部の人。「美術部の絵か、国旗か」で散々論争してる中、当の絵の制作が全然間に合ってなかったら超面白いなーと思って。
この展開はまず間違いなく入れるんだけど、それを誰の役にするか…。舞台上で描いてもらうので、ある程度絵描ける人じゃないとつらいんですが、津和野は卒実の人として中心にいてほしいし、沈は監査かなーとも思うので、どうしたものか。

矢吹ジャンプ:卒実顧問(教員)
卒業式実行委員会の顧問の先生でノンポリ。振り回される側。基本的に生徒からは頼りにされてなくて舐められてる。…ということは最終的には?というね。シン・ゴジラにおける平泉成展開があるのかないのか。

前田友里子:卒実顧問で書道部顧問(教員)
元“マドンナ先生”。すげぇ若ぶったフェミニンな服を着て若作りな「生徒と友達感覚」みたいな距離感の教員。意外と書道の有段者で書道部の顧問やってたりする。卒業式で体育館に掲示する式次第(プログラム)を書いたりしたい。プログラムが変わりまくって何度も書き直させられたりしたい。
前田友里子がやる場合、年齢をあげた上で若作りする、というややこしい変装が必要なのがネック。

鹿島ゆきこ:3年生の担任または卒実顧問(教員)
国府台高校の卒業生でもある赴任二校目くらいの若い女性の教員。高校時代は文化祭の日程案(とか?)で学校側とやりあったくらい「学校大好き」「自治の人」だったけど、いざ教員になって「あの頃はガキだった…」と現実を知って大人しくなってる元狂犬で今は真人間。後述の斉藤コータと同学年で、一緒になって学校側と闘ったりしてた。

藤田慶輔:校長またはベテラン社会科教師
中田顕史郎:校長またはベテラン社会科教師
藤田さんと中田顕史郎さんは、どちらに校長をやってもらってどちらにベテラン社会科教師(左派)をやってもらうか、迷っている。校長をボスキャラにするなら顕史郎さんなんだけど、でもリベラルで情熱的なイメージあるし。藤田さんの方が厳格で管理職な感じは似合うんだけど、でも頑固な現場の教師の感じもあるし。
でも校長を「国旗国歌を導入しなければいけない」というミッションを抱えたアクティブに動く役にしようかな、という気もしてきたぞ。ボスキャラではなく主人公格の一人。
で、ベテラン社会科教師を活動家じゃなくて長老にする。国府台にはいるんですよ。「生徒に近くて管理職と折り合いの悪い、現場主義の活発な先生」ではなく「管理職とは距離を取ってる、だけど生徒からも他の先生からもそんな近くなくて一目置かれている長老タイプの先生」が。
そうなると校長(アクティブ)を藤田さん、ベテラン教師(長老)を顕史郎さん、でジャンプさんをノンポリじゃなくて活動家の社会科教師にする方がいいのかも。

前田綾香:厄介なPTA役員
国府台高校の校風にも理解があり、生徒の意思も尊重してくれるんだけど、そこからなぜか自分の思想につなげてしまう市民運動の活動家(プロ市民)。味方してくれるけど校長とか国旗・国歌を過剰に敵視する姿勢には、生徒側も正直「ウッ」となっている。

山岡三四郎:PTA副会長または同窓会副会長
PTAか同窓会の副会長で、本来は登壇する予定がなかったのだが会長が急病で欠席したため急遽スピーチをしなければならなくなった男。正直そんなに期待されていないのに何度もスピーチの内容を確認してもらいに来る。几帳面で緊張しいのため原稿をしっかり作るが、当日のドタバタで尺が変わり続け、翻弄される。

斉藤コータ:なぜか口を出してくる国府台大好きOB
前述の熊谷のように国府台大好き、生徒の自治を重んじる熱い男。…なんだけど、卒業以降も国府台に魂を引かれすぎていて、いつまでも学校に顔を出し、生徒会活動に口を出す、鬱陶しい先輩になってしまった男。鹿島と同学年で、現役時代に一緒に文化祭の日程案について学校と闘った仲。
これですよ。「国府台の自治の話」「紅白旗合戦みたいな話を どコメディで」というコンセプトを象徴するキャスティング。ナイゲンのどさまわりとか紅白旗合戦の生徒会長みたいな熱くて重たい思想のキャラを、コータさんの“絶対にコメディっぽく軽薄っぽくなるパーソナリティ”で鬱陶しい先輩として演じてもらう、言うなれば「ダメなどさまわり」。

こんな感じの登場人物で行こうかな、と11/28時点では思っています。


チケット先行販売実施中!
アガリスクエンターテイメント第25回公演 『卒業式、実行』
2018年2月17日(土)〜2月25日(日)
@サンモールスタジオ
ご予約はこちら
よろしくお願いします。

執筆中の独り言by冨坂②「榎並夕起を主役にしたはなし」

さて、脚本・演出の冨坂が執筆前のあれこれ考えてることを整理するために、そしてアイドリングのために吐き出すこの連載です。
基本的に「創作過程を公開」なもんで、ここに書いてあることが本番にそのまま反映されるかどうかはわかんないんですが、今回と次回は特にそう。
配役の話です。

今回は珍しく主役らしい主役を決めました。榎並夕起です。
まぁ前回公演『そして怒濤の伏線回収』でも伊藤圭太さんの「飯田」って役が主役っぽかったですが。あれは書いてるうちにどんどん飯田が主役ポジションに躍り出てきて、自分でもあわわ…となりました。
それとは違って、今回はビジュアルからもあらすじからも、明確にスタート段階から主役を定めています。


チラシ表面 (モデル:榎並夕起 写真:石澤知絵子 デザイナー:津和野諒)

【あらすじ】
校内、紛糾。交渉、決裂。そして迎える式当日…!

3月8日朝、卒業式実行委員長・榎並夕起は頭を抱えていた。

自主自律を重んじ、卒業式の企画・運営も生徒が主体となって行ってきた国府台高校に、突如降ってきた「卒業式での国旗掲揚・国歌斉唱問題」。
職務命令のために実施しなければならない教員側と、自治のために反対する生徒側。政治思想も巻き込んで、校内世論は真っ二つ。解決のための協議も決裂。
どちらのプログラムで式を執り行うのか、決まらないまま式当日を迎えてしまったのだ。

校門前には街宣車。火花を散らす生徒と教師。介入してくる保護者にOB。
果たして卒業式実行委員は無事に式を遂行することができるのか!?
委員長は憧れの先輩の卒業式を成功させることができるのか!?

ーーーそして、開式の時間がやってきた。


メインビジュアルもだけど、あらすじに名前入れるの緊張したんすよね。しかも役名じゃなくて本名パターンだから、あとで配役を変更することもできない。ここに載せたら、もう榎並で行くっきゃない、という。

今回は「卒業式での国旗国歌」とか「自治」という、題材からして触れづらくて、ややこしくて、共感を得られるかどうかも微妙な話です。
なので概念とか抽象的なものではなく「人」「かわいらしい」「ポップでセルアウト」を押し出そうと思ってました(ここらへんはチラシの話書くときにするんじゃないかと)。

そして「卒業式」っていう設定を加味した結果「先輩に恋する女子高生」なんていう、考えうる中で最もポップでセルアウトで甘ったるくてIQ低くて恥ずかしい主人公像を定めました。
それを『ショウ・マスト・ゴー・オン』でいうところの「舞台監督」のポジションに据える、と。
「憧れの先輩から委員長を引き継いで、その先輩の卒業式を成功させようとする卒業式実行委員長」です。あー恥ずかしや。

で、それを説得力を持ってやれる人物を考えたところ、外部からタレントさんを呼ばない限り、榎並夕起だろうなーと思って。
実はこの設定って2016年くらいから考えてたんですけど

それもあって『わが家の最終的解決』後に榎並夕起に「劇団員にならない?」って言ったんすよね。
もちろんそれだけじゃないんだけど、決め手としては「この構想を劇団公演としてやりきるため」に。
そしたら本人も「このつぶやき見て、この役は私がやりたいと思ってたんすよね」と言うもんだから、じゃあこれは行ったるか、と決心したわけです。

まぁ、現状では主役として足りない部分(エネルギーとか身勝手さとか)も沢山あるので、本番までになんとかしなきゃ行けないなーと思うのですが。

…という、「主役を決めたよ」の話でした。
思えば構造こそいびつだけど『ナイゲン』だって「どさまわり」の話でしたね。あれはどさまわりが主役なのか議長が主役なのかちょっとよくわからないんですが。

次回は今考えてる他のキャストの配役(超仮だけどな!)を書きます。


アガリスクエンターテイメント第25回公演
『卒業式、実行』
2018年2月17日(土)〜2月25日(日)
@サンモールスタジオ
11/25(土)10:00より先行販売チケット発売開始!明日だよ!明日!

ご予約はこちら

よろしくお願いします。

執筆中の独り言by冨坂①「会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてる」

脚本・演出の冨坂です。

さて、『卒業式、実行』の執筆に際して、というかまだ書く作業になってないんだけど主に書くまでの構想とかを、せっかくだから公開していこうと思います。
アイドリングにもなるしね。
一応通し番号をつけてみますが、きちんと順序立てて構成されてないし、継続して論が展開していく感じでもないです。ただの長い呟きだと思ってご覧ください。

今回の話は「卒業式当日の舞台裏」なんですよね。「当日」ここ大事。
つまりは「現場」の話なわけです。

アガリスク作品の舞台は
『ナイゲン』(=会議室)
『時をかける稽古場』(=稽古場)
『紅白旗合戦』(=会議室)
『そして怒濤の伏線回収』(=会議室)
となってます。

要するに全部「準備段階」の話なんです。
はたまた『バラシの夜に』なんていう学生の文化祭の片付けの話もありましたが、「準備」であり「片付け」であり、要するに「本番」を描いてないのです。

「演劇なんてのは祭だから祭りそのものを描く必要はない」とか「祭の前後にこそポエジーがある」とか「ちょっと違った視点がかっこいい気がする」とか色々理由はあるんですが、結局僕はそういう瞬間が好きなのかもしれません。
そして準備だったり会議の話だから「屁理屈」も「議論」も育ったのかもしれません。現場で屁理屈こねても相手にされないし、議論に付き合ってもらえないし。

でも今回の『卒業式、実行』は「卒業式の当日の舞台裏」です。
『紅白旗合戦』と変えるためとか、ややこしい題材だから勢いを持った話にするためとか、色々理由はあるのですが(そこらへんは今後書くことでしょう)ともあれ、「現場」です。
向こう側に多くの観客を控えた、やり直しのきかない、失敗のできない「本番」です。
(※それでも描くのは舞台の表じゃなくて裏なんですけど。ここは性分。)

本作は「屁理屈」が「理屈」が「理」が、「トラブル」だったり「トラブルシューティング」だったり「咄嗟の判断」によって蹂躙されていく話になるでしょう。
我々的には作劇術としても「屁理屈」「会議コメディ」じゃない一歩を踏み出さざるを得ない公演で新しいフォームを開発しないと死ぬ作品。
お客さん的にはほぼ間違いなく新しいアガリスクが見られる公演。

屁理屈シチュエーションコメディ劇団が描く、屁理屈が通じない話。
会議の話ばっかりやってた劇団が描く、現場の話。

「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてんだ」

ってことで。
ぜひ見に来てください。


アガリスクエンターテイメント第25回公演
『卒業式、実行』
2018年2月17日(土)〜2月25日(日)
@サンモールスタジオ
11/25(土)11:00より先行販売チケット発売開始!

ご予約はこちら

よろしくお願いします。