公演もいよいよ6ステージ目を迎えます!
14人目は淺越岳人さんです。
[What’s『インタビュー、実行』?]
・・・このインタビューは、高校生時代のエピソードから本作のテーマに関わる部分まで、キャスト全員に質問したものです。 せっかくなので、普通ならちょっと答えづらい国旗や国歌の話まで、かなりイラっと来る論調でグイグイ訊いてみました!
屁理屈シチュエーションコメディ劇団の屁理屈を大きく担っていた彼ですが、
今回は理屈も屁理屈も関係ない、アーティストとしての一面を見せてくれてます。
それでは淺越さん、よろしくお願いします!
キャストインタビュー
淺越岳人 (アガリスクエンターテイメント)
Q1.あなたは高校生のとき、どんな生徒でしたか?
A.授業中はずっと本読んでて、昼休みと放課後は音楽室にこもってトランペット吹いてました。
Q2.あなたが高校生のとき、憧れの先輩はいましたか?
A.吹奏楽部の2コ上の先輩がトランペット上手くて、あと1コ上に本気で音楽やっている人がいて、その2人。
Q3.あなたが高校生のとき、卒業式で「国旗の掲揚」「国家の斉唱」を行いましたか?
A.おれも国府台だったんで、妙な形でやりました。あれは「やった」んだと思ってます。
Q4.卒業式での「国旗の掲揚」「国歌の斉唱」は必要だと思いますか?【はい→Aへ、いいえ→Bへ】
A.別になくてもいい。積極的に「やるべきでない」とは思わないが、あそこに”国”が絡む必要は感じないです。
Q5B.質問4で「いいえ」と答えた方に伺います。国旗の掲揚や国歌の斉唱を実施しないことは、それらを蔑ろにする行為ではないのでしょうか?
A.まあ蔑ろにしているんだと思いますよ。必要だと思う人からしたら。
Q6B.しかし、実際ほとんどの学校で実施されているんですよ?にも関わらず実施しないのは「不自然」であり、学校や教員がそれを指導するのは当然ではないのですか?
A.だから指導するならすればいい。けど、おれは別に必要ないと思います。というか、そもそも卒業式とかも別に必要ないと思うので。でも「出ろ」って言われりゃ出る。それと同じ熱量で、必要ない。
Q7.学校や教員となにか「対立」した経験はありますか?あれば具体的なエピソードを教えてください。
A.中学のときそんなことばっかりしていた。一番大きいのは3年次にクラス替えが終業式1週間前に突然発表されて(本来は持ち上がり)、それについて「納得できない」と学年主任や校長に説明を求め、有志募って保護者会にゲリラで乗り込んだこと。結局敗けましたけど。高校ではそういうのとは距離を置いてました。「それじゃ勝てない」という諦念もあって。
Q8.あなたには「愛校心」はありますか、またはありましたか?
A.たぶんそれに近いものはあるんでしょうけど、「学校」そのものに対してではないです。所属していた吹奏楽部を通して感じたものだし、さらに言えばその「精神」とか「哲学」に対しての信仰だと思ってます。
Q9.あなたには「愛国心」はありますか?
A.ないと思います。カート・ヴォネガット的な意味で、そこには疑いを持っていたい。
Q10.最後に、あなたは『卒業式、実行』をどのような公演にしたいですか?意気込みなどもあわせてどうぞ。
A.コメディとして強いものにしたいですよね、まず。それは前提として「国府台哲学」として『ナイゲン』を超えたい。言っちゃうと、”当時のおれ”にぶっ刺さる作品にしたいです。
淺越さんありがとうございました!
溢れんばかりの吹奏楽部とトランペットに対する情熱を、舞台上でも見せてくれますよ。必見!