創作日誌 1/27(土)

中盤の出来るところを区切りつつ動きをつけてくdayでした。
動線や立ち位置をつけたり見直したり。

●緞帳問題
・ステージの準備が終わってないことを隠すために緞帳を下ろすが、いつ下ろすのかによって、ステージ側からの出入りが制限されてこないか?

 

《そもそも今回の舞台美術について》
・今回の舞台は高校の体育館ステージの下手(客席から向かって左側)の袖中です(図の水色部分)
・現状、出ハケ口は〈①ステージへ〉〈②体育館フロアへ〉、の2つ。
・〈①ステージへ〉つながるほうから登場人物が出入りするためには、ステージ階段を上がってステージを通り袖へ来ることになるが、緞帳が下りてたらステージに上がれない。
→でも上手袖(客席から向かって右側)からステージを通過してきたって解釈で使ってもええやん

という結論に。
もちろん、式が始まればステージ側から来れるのは限られた人たちなのですが、
それまでは緞帳の下りているステージを横切ってきたという解釈でいけるということに。

余談ですが、劇中にも舞台があるし我々が上演を行う場としての舞台もあるしでややこしいので、劇中における「舞台」…つまり校長先生が式辞を述べたりするあの場所のことは便宜上「ステージ」と呼んでいます。
たしか台本の台詞も「ステージ」となっているはず?

ちなみに斉藤OBが登場する第3の入り口の設置も考えてはいるのですが、現状はこの2つでってことに。

 

沈が強制的に絵を描かせられるシーン。
真っ白なキャンバスの前に座らされる。
相変わらずあの手この手で逃れようとする。

本日も津和野役は甲田くんが代わりに入りました。

 

折衷案を持ってきた矢吹先生。
描けてない絵を隠しつつ対応する榎並委員長と卒実メンバー。
どうにか描くことから逃れたい沈(こいつは本当にそればっか)

ちなみに二人の間にある式次第は破かれている状態なんですけど、
意外と熊谷が破くのに苦戦をしています。
真っ二つはむずかしい。

 

今日は最終的にいくらかは通してできるようになり。
とは言えその中も穴あき状態ですが…

 

オマケ

式次第を書く前田友里子さん。
最近書道教室に通っているのもあってなかなか上手です。
破り甲斐がありますね。
そして舞台上でも書くことになるんだとか…?
こりゃ楽しみです。

 

冨坂ノート

今日も短めに。
物語の2合目から4合目あたり(と言っても30分くらいあるんだけど)を返しつつ、ザクザク動きや立ち位置決めて返していくなど。
流れは見えたし、各シーンでの「面白いポイント」は掘り起こせた気がするんだけど、やっぱ大きな流れや目的がハッキリしてて、そこからのズレや障害が顕在化しないと、散発的になってしまうなぁと。
もっとそこらへん共有してから進めればよかった。
次から次にいろんな人が問題持ち込んで来るスタイルの芝居ではあるんだけど、やっぱ蓄積を意識しないとなぁ。
Aというネタがあって次にBというネタがあるのではなく、AというネタにBというネタが加わってABになり、それにCが加わってABCになり、、、と累積していくイメージ。
そうだった、シチューションコメディの基本は「主人公が困ることをする」と「今までに出た情報覚えとく系しりとり」なのだった。
あと、卒業式はじまる前にイベントがめっちゃ多くて、式始まったら一気に進行しちゃうこれをどうするか。現状1:1くらい。2:3くらいにはしたいんだけどなぁ。。。

まだ四合目か、こりゃ大変だ。
早いとこ八合目までは登らないと!
駆け足で、かつ一歩一歩進んでいくのみですよ。

 

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