『インタビュー、実行』#10 甲田守

10人目は甲田守さんです。

 

[What’s『インタビュー、実行』?]
・・・このインタビューは、高校生時代のエピソードから本作のテーマに関わる部分まで、キャスト全員に質問したものです。 せっかくなので、普通ならちょっと答えづらい国旗や国歌の話まで、かなりイラっと来る論調でグイグイ訊いてみました!

 


 

主人公榎並の憧れの先輩役として登場する甲田先輩!
愛校心が強く学校のこと以外に鈍感でちょっとズレてる3年生を演じます。

それでは甲田さん、よろしくお願いします!

 

 

キャストインタビュー
甲田守
(アガリスクエンターテイメント)

 

Q1.あなたは高校生のとき、どんな生徒でしたか?
A.悩み多き生徒でした。

 

Q2.あなたが高校生のとき、憧れの先輩はいましたか?
A.特にいませんでした。

 

Q3.あなたが高校生のとき、卒業式で「国旗の掲揚」「国家の斉唱」を行いましたか?
A.国旗の掲揚はされていたと思いますが国歌の斉唱は私は行いませんでした。

 

Q4.卒業式での「国旗の掲揚」「国歌の斉唱」は必要だと思いますか?【はい→Aへ、いいえ→Bへ】
A.いいえ

 

Q5B.質問4で「いいえ」と答えた方に伺います。国旗の掲揚や国歌の斉唱を実施しないことは、それらを蔑ろにする行為ではないのでしょうか?
A.何をもって「蔑ろにする」と仰られているのかわかりませんが蔑ろにした覚えはないですね。

 

 

Q6B.しかし、実際ほとんどの学校で実施されているんですよ?にも関わらず実施しないのは「不自然」であり、学校や教員がそれを指導するのは当然ではないのですか?
A.これも何をもって「不自然」とされているのかわかりませんが、あとは「学校や教員がそれを指導するのは当然」というのもよくわかりません。
「国民国家」なる概念など所詮歴史は浅いものであるからしてそれを疑ったり考えたりするのは「自然」かつ「当然」であって、そしてそれこそが学問であり、それができうるのが学校という場でなければならないのでありまする。

 

Q7.学校や教員となにか「対立」した経験はありますか?あれば具体的なエピソードを教えてください。
A.高校での対立は特になかったかと思います。結構好き勝手やらしてもらってたんで。

 

Q8.あなたには「愛校心」はありますか、またはありましたか?
A.「愛校心」とはあまり聞き慣れない言葉ですね。卒業してからはよくわかんないですね。在学中は愛かはわかりませんが、まあ好きだったんじゃないでしょうか。好きだったから通ってた。じゃなきゃ辞めてた。学校の嫌いな面も含めてそういう意味で「愛校心」はあったのかと。

 

Q9.あなたには「愛国心」はありますか?
A.あるかと思いますよ。じゃなきゃ出ていってますし(出ていくことはよく考えますが…)。ただ国を愛するあまり個人を犠牲にするようなそんな心は毛頭ないですね。

 

Q10.最後に、あなたは『卒業式、実行』をどのような公演にしたいですか?意気込みなどもあわせてどうぞ。
A.公演に携わる皆さんが笑って、そしてお客さんが笑う、そんな公演にしたいですね。

 

甲田さんありがとうございました!

悩みは尽きないもので、高校を卒業しても悩み多き人生からは卒業できないものですねえ。憧れの甲田先輩もホントはきっと色々悩んでるのかもしれません。

卒業式のバックステージに、主役である卒業生がどう絡んでくるのか。
甲田先輩の活躍(?)に注目です!