インタビュー第七弾は、アガリスクエンターテイメントの熊谷有芳さん。
[What’s『インタビュー、実行』?]
・・・このインタビューは、高校生時代のエピソードから本作のテーマに関わる部分まで、キャスト全員に質問したものです。 せっかくなので、普通ならちょっと答えづらい国旗や国歌の話まで、かなりイラっと来る論調でグイグイ訊いてみました!
アガリスク出演作ではよく誰かと戦ったりキレたり狂犬っぷりを惜しげなく見せている熊谷さんですが、今回の役は最狂犬かもしれません。
それでは熊谷さん、よろしくお願いします!
キャストインタビュー
熊谷有芳 (アガリスクエンターテイメント)
Q1.あなたは高校生のとき、どんな生徒でしたか?
A.部活に全てを捧げていました。演劇部で男役ばっかやってたんで、男の子みたいでした。
Q2.あなたが高校生のとき、憧れの先輩はいましたか?
A.一応いましたね。中高一貫だったんですけど、中学の時のほうがその先輩にお熱(古っ)でした。すっごく可愛い先輩で、世界一かわいいと思ってました。
Q3.あなたが高校生のとき、卒業式で「国旗の掲揚」「国家の斉唱」を行いましたか?
A.国歌は覚えてますが国旗は覚えてないなぁ…たぶんあったでしょう。
Q4.卒業式での「国旗の掲揚」「国歌の斉唱」は必要だと思いますか?【はい→Aへ、いいえ→Bへ】
A.んー、難しい。式典にはつきものっていう感覚だから、今更ナシってのもなぁ。一応あったほうがいいんじゃないですか。学校によってはなくてもいいんじゃない?
Q5A.質問4で「はい」と答えた方に伺います。それは国旗の掲揚・国歌の斉唱の「強制」には当たらないのでしょうか?
A.学校が実施するか否か判断した上で、個人の意思を尊重してくれれば、それは強制じゃないでしょう。
Q6A.え、でも国は「強制はしない」と言ってるんですよねえ?多様なアイデンティティを持つ人が参加する場で一律に実施するのは「強制」ではないのですか?
A.強制じゃないよー。なんで実施する=強制なんだよー。実施する中でも個々人が自分の思想に基づいた行動をとればいいんじゃないかねえ。わたしはそれを認めたいよ。野球観戦のときだって応援歌を歌わない人だっているけど、それはそれでいいじゃない。
Q7.学校や教員となにか「対立」した経験はありますか?あれば具体的なエピソードを教えてください。
A.わたしの所属していた演劇部が、後輩に対する指導が厳しすぎると保護者から指摘され学校から注意されたりしました。出来る範囲の改善はしたし直接不満をぶつけたりはしなかったけど、反発したい気持ちはありましたね。「おかしくない!?」って同学年といつも言ってた。
Q8.あなたには「愛校心」はありますか、またはありましたか?
A.あんまないっす。高校は、楽しかったとは思うけど愛校心てのは特に。学校じゃなくて部活への愛はありました。先日、通っていた小学校の校舎が取り壊されてるのを見て寂しい気持ちになったのは、愛校心っていうのかなぁ。
Q9.あなたには「愛国心」はありますか?
A.好きですよ。ただ昔は日本好きじゃなかった、暮らしにくくて。愛国心は…意識したことないし、無いかも。
Q10.最後に、あなたは『卒業式、実行』をどのような公演にしたいですか?意気込みなどもあわせてどうぞ。
A.あ、すごく普通の質問だ。今回はもう、めちゃくちゃに笑えるやつを作りたいですね。アガリスク史上No.1っていうやつ。生徒会長を熱く演じたいなと思います!
熊谷さんありがとうございました!
部活っ子だった情熱を、今回は生徒会長の学校偏愛にそそいでいただきましょう!